こんにちは、たいよう整骨院施術スタッフの川口です!
今日は、スポーツ障害について情報発信していきます。最近、中高生がケガをしてご来院されることが多いのですか、症状の中でも特に多い内側上顆炎について説明と対処方法を書いていきます。
初めて聞く方もいらっしゃると思うので内側上顆炎について説明します。成長期で筋肉が未発達の学生や投球数や投球フォームに問題がある野球部に多くみられる症状です。肘の内側の骨(内側上顆)に負担がかかり炎症をおこすことで痛みを発します。間違った投球動作で前腕の屈筋(手のひらを上に向けて自分の方向に手首を曲げる際に使われる筋肉)に過剰な負担がかかり、前腕の筋肉が短縮し(縮まり)内側上顆に過剰に引っ張る力が働き付着部位に炎症をおこした状態です。
(対処方法)前腕の屈筋の弛緩、柔軟性の向上、投球フォームの改善がとても大切になります。また、内側上顆炎になってすぐの急性期は患部はしっかり冷やし熱を取り除かないと治癒するまでに時間がかかります。練習後やお風呂に入った後などは保冷材や氷嚢などで10分程度冷やすことが大切です。約2日間は炎症が強く出ている可能性がある為患部を温めないようにしましょう。
(治療方法)内側上顆炎の治療は主にアイシング(急性期)ホットパック、電気治療、超音波治療、手技治療、テーピングなどの治療法があります。選手の要望に沿いながら治療の選択をします。内側上顆炎でお悩みの方は一度当院にご相談下さい。