こんにちは、たいよう整骨院施術スタッフの川口です。
今回は腹圧による体幹の安定性について情報発信していきます。腰痛を持っている多くの患者様は体幹のインナーマッスルが弱っていることが多いです。
インナーマッスルが弱いと、腹圧をあげて腰椎を安定することが出来ず腰部にかかる負担が大きくなります。詳しく説明すると、上は横隔膜、下は骨盤底筋、前は腹横筋、後ろは多裂筋などの筋の出力により、腹腔内圧を上げることで体幹(腰椎)を安定させます。
インナーマッスルを鍛えることは天然のコルセットを付けていることと同じなんです。コルセットとは違い自家筋力で体幹の安定を出すことがとても重要になります。
なぜなら、コルセットの使い過ぎは体幹のインナーの働きを低下させる要因になるからです。
<トレーニング方法>
通常の腹筋トレーニングとは違い、呼吸の仕方によって鍛えていきます。昔、流行ったロングブレスダイエットをご存知の方は多いと思います。いわゆる呼吸を意識して体幹のインナーを働かせてダイエットする方法です。実際ダイエット効果があるのかは不明ですが・・・
さて、本題のトレーニング方法ですが、まずは仰向けになります。次に第10肋骨(身体の前面から触れる一番下にある肋骨)と上前腸骨棘(骨盤の前面から触れる一番出っ張りのあるところ)の高さを同じ高さにします。第10肋骨と上前腸骨棘の高さを変えずに鼻から息を吸って、お腹を膨らませ、口から息を吐いてお腹をなるだけ凹ませます。※この際、常に第10肋骨と上前腸骨棘の高さを変えないようにするのがポイントです。
ただ初めてトレーニングする場合は先生に見てもらいながらのほうが正しいフォームが身につきます。
腰痛でお悩みの方や、根本的に治療したい方は当院にご来院下さい!!